講座内のHOTなニュースやトピックス、その他お知らせ情報を掲載します。(不定期掲載)
2024年の更新ができておらず、大変失礼いたしました。まとめての掲載となりました事、お詫び申し上げます。
2024.10.04掲載
2024年9月5日〜6日青森開催、第45回日本食品微生物学会学術総会において、国立医薬品食品衛生研究所の西角光平先生が 「新型コロナウイルスの生残性に関与する食品容器・包装の表面特性の調査」という演題で「優秀発表賞」を受賞されました。 西角先生より以下のコメントをいただいております。
【西角先生からのコメント】
この度は第45回日本食品微生物学会におきまして優秀発表賞を賜り、大変光栄に存じます。
本研究は食品容器・包装表面の溶出物における新型コロナウイルス生残性に関与する因子の推定を目的とし、
紙製品のにじみ防止材に使用される成分およびプラスチック表面の研磨剤が感染性ウイルスの生残性に影響を及ぼす因子である可能性を示しました。
新型コロナウイルスの流行がもたらす生活様式の変化により、新たな公衆衛生問題に直面する機会が増えると思われます。
本研究成果は、その変化に伴う国民の健康危害を防止するうえで重要な知見になると考えられます。
今村教授をはじめ、ご指導と協力を賜りました共同演者の皆様、研究班と本研究に関わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。
2024.08.29(2024.10.04)掲載
准教授の野田龍也先生が、国の新型コロナウイルス感染症対策への貢献で厚生労働大臣から感謝状を受けました。
【野田先生からのコメント】
国のコロナ対策への貢献をお認めいただいたことをありがたく思うとともに、協力いただいたすべての皆様に感謝いたします。
今回は、
(1)新型コロナワクチンの初の副反応認定(2021年10月)における主要なエビデンスの提出、
(2)COVID-19と季節性インフルエンザの同時流行に備えた医療逼迫に関する推計値の提出(2022年10 月)、
(3)COVID-19を感染症法上の 5類へと変更する(2023年5月)にあたっての決定的な分析結果の提出
の3つが特に対象となったものと考えております。
引き続き、公益と学術の発展に資する研究を続けてまいります。
【参考資料】
奈良県立医科大学学報(2024年夏号)抜粋
2024.03.19(2024.10.04)掲載
2024年3月19日(火)、大学院生OBのみなさまが、今村先生の還暦祝いにかけつけて下さいました。
今村教授 還暦おめでとうございます。
お忙しい中、突然の訪問にもご対応いただきありがとうございました。アポなしであったにもかかわらずお会いでき、お話しもできて嬉しかったです。
プレゼントは、メンバーで相談して決めました。お忙しい中でもほっこりしていただけたらと思います。
いつまでも健康でご活躍ください。
川崎・原野・今井・和田
2024.03.14(2024.10.04)掲載
2024年3月14日、当講座の医科学研究生竹下沙希さんが、「厳橿賞」を受賞されました。以下、竹下さんからのコメントです。
【竹下さんからのコメント】
厳橿賞を受賞して
この度、厳橿賞を頂き光栄に存じます。在学中は模擬国連や研究などの様々な課外活動に取り組みました。
公衆衛生学講座では3年生の秋からレセプトデータ解析に携わらせていただき、筆頭著者論文を英文学術雑誌に掲載することができました。
手厚くご指導くださった先生方をはじめ、私の大学生活に関わってくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。
竹下さんは、在学中医科学研究生として講座に籍を置き、学業とともに研究活動にも精力的に取り組んでこられました。
4月からは初期臨床研修医として新たな一歩を踏み出されます。
竹下先生の今後ますますのご活躍を楽しみにしております。
2024.03.11(2024.10.04)掲載
【竹下さんからのコメント】
この度、公衆衛生学講座での研究の成果が論文として学術雑誌「BMC Public Health」に掲載されました。
本研究では、高度肥満集団が臨床的特徴によって複数のクラスターに分かれ、処方内容や合併症に明確な差があることをレセプトデータから示しました。
掲載まで様々な困難がありましたが、継続してきた研究の成果を学部生の間に論文化することができ、とても嬉しく思います。
また、論文化のプロセスを通して研究をより有意義なものにブラッシュアップでき、研究の面白さや奥深さに改めて気付かされました。
丁寧にご指導くださった公衆衛生学講座および糖尿病・内分泌内科学講座の皆様をはじめ、これまでの研究に関わってくださった全ての方々に深く感謝申し上げます。
【論文情報】
論文名:Novel subgroups of obesity and their association with outcomes: a data-driven cluster analysis
雑誌名:BMC Public Health
DOI:10.1186/s12889-024-17648-1.
掲載日:2024年1月9日
2023.10.29掲載
2023年3月22日(木)開催 令和4年度研究研究成果発表会において、当講座医科学研究生 医学科6年竹下沙希さんが優秀発表者に選出されました。
【竹下さんからのコメント】
高度肥満集団が臨床的特徴によって複数のクラスターに分かれ、処方や合併症に明確な差があることをレセプトデータから示しました。
このことは今後の肥満治療のあり方を考える上で重要な知見となります。
受賞を励みに、引き続き研究に取り組んで参ります。これまでの研究に関わってくださった全ての方々に改めて感謝申し上げます。
2022.12.08掲載
2022年10月7〜9日 山梨県開催 第81回日本公衆衛生学会総会で
西岡祐一先生(助教)が「最優秀演題賞」、
中西康裕先生(博士研究員)、安福祐一先生(大学院博士課程)が「口演賞」を受賞されました。
当講座から3名の受賞となり、大変名誉なことと一同喜んでおります。
この度の受賞、おめでとうございました。
最優秀演題賞:西岡祐一(助教)
「1型糖尿病発症に関わる因子―インフルエンザと1型糖尿病発症のTarget Trial Emulation」
【西岡先生からのコメント】
特に若年者においてインフルエンザ感染症が1型糖尿病発症率の季節性と関連している可能性を示したもので、
このことは1型糖尿病の病態を明らかにするうえで重要な知見です。
データベースの研究は、臨床/疫学/データベース/診療報酬請求明細書(レセプト)と多岐に渡る専門家の協働が不可欠であり、
今回の受賞は本学のデータベース研究チームについて高い評価をいただいたものと考えます。
受賞を励みに、引き続き研究に邁進して参ります。
今村教授をはじめとする共著者の皆様、公衆衛生学講座事務担当の皆様、研究に関わってくださっている全ての方に改めて感謝申し上げます。
口演賞:中西康裕(博士研究員)
「大規模レセプトデータを用いた在宅医療需要の将来推計手法の確立」
【中西先生からのコメント】
我々の研究グループは、大規模レセプトや人口データ等を活用し、
奈良県における在宅患者の実態把握や将来需要の推計、地域差分析などを行うことで、
国や自治体が在宅医療・介護政策を推進するうえで一般的に活用可能な分析手法を提示・検証しました。
このことは、今後の提供体制の改善を図るうえで重要な知見と考えられます。
今村知明教授、赤羽学部長(国立保健医療科学院)、野田龍也准教授、西岡祐一助教を始めとする共同演者の皆様、事務の皆様に心より御礼申し上げます。
口演賞:安福祐一(大学院博士課程)
「拡張型心筋症患者に対する早期心臓リハビリテーションが患者の短期予後に与える影響」
【安福先生からのコメント】
早期心臓リハビリテーションが心不全症状を呈する拡張型心筋症患者の死亡割合の減少等に寄与する可能性を示しました。
今村教授をはじめご指導を賜りました共著者の皆様、研究活動を支援して頂いた講座事務の皆様に、厚く御礼申し上げます。
今回の受賞を励みに、今後も精進いたします。
2022.08.26掲載
「レセプトビッグデータのクラスター解析によって明らかになった高度肥満の不均一性」
竹下沙希(奈良県立医科大学医学科5年/公衆衛生学講座 医科学研究生)
2022年7月19日(火)「海外リサーチ・クラークシップ研究成果報告会」が当校 基礎第1講義室にて開催され、当講座医科学研究生 医学科5年竹下沙希さんが研究成果発表しました。
本学では、医学科2年生を対象として約10週間、海外の大学や研究機関にて研究に参加することで、研究マインドを育てることを目的とするリサーチ・クラークシッププログラムを導入しています。
今回、2019年度に海外リサクラに参加された竹下さんが成果発表され、「最優秀発表賞」を受賞されました。
竹下さんは、学業と並行して当講座において精力的に研究に取り組んでおられ、学会での発表等、めざましい活躍をされています。
この度の受賞、おめでとうございました。
【竹下さんからのコメント】
この度、「レセプトビッグデータのクラスター解析によって明らかになった高度肥満の不均一性」という演題で帰国後の研究成果を発表しました。
本研究は、高度肥満集団が臨床的特徴によって複数のクラスターに分かれ、処方内容や合併症に明確な差があることをレセプトデータから示したものです。
今後は、肥満患者に対する医療の発展に貢献できるように研究を進める所存です。
これまでの研究に関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。
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